星組「外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-」3
- 2008/12/03(Wed) -
ロザリー@遠野あすか
「エル・アルコン」や「スカーレット・ピンパーネル」で、毅然とした強い女性を演じてきたあすかちゃん。
エル・アルコンのギルダなんて、女だてらに海賊を率いる豪傑だ。
それが、ロザリーみたいな可憐な女の子をやるなんて。
あすかちゃんなら、もっと幅広い役ができるだろうに、いまさら…な気持ちと、大丈夫か?という気持ちが半々でした。

ところが、恐るべし遠野あすか。
いつもの貫禄はどこへやら、前半のロザリーは見事に可憐で愛らしい少女だった。
オスカルに命じられたとおり、ベルナールの後ろをちょこちょこついて歩いて監視したり、甲斐甲斐しく傷の手当をしたり。
無理なく初々しくてかわいい�L���L���i�s���N�j

ベルナールに「お前を拉致して逃げることもできる」と背後から抱きすくめられる場面が良かったです。
そんなことはできないと知ってるロザリーは余裕の態度で、君たちラブラブじゃん、な感じでした。

それから革命を経て、ロザリーは美しく賢い女性へ成長します。
年齢を重ねて変わって行く人の姿を、衣装や髪型だけでなく、あすかちゃんはきちんと演技で見せていました。

ロザリーがベルナールについた嘘。
その嘘は、アランの手紙による指示に従ったものなのか。
ロザリーの意志でついた嘘に、アランが気を配ってフォローしてくれたのか。
たぶん、母となるロザリーはアランの手紙がなくても嘘をついたのではないかと思う。
捨て身の作戦に身を投じなくても世の中を良くして行く手段は他にあるだろうし、何より子供の父は世界に一人しかいない。
そのベルナールを、みすみす死なせることはできないだろう。

計画に置いてきぼりをくらって取り乱すベルナールを、「あなたは生きなくてはいけない」と説得するロザリーが、すごく良かったです。
あすかちゃんの全身から有無を言わせぬ説得力が漂っていました。
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